床暖房は、とても快適な暖房器具ですが、なかなか購入に踏み切れない理由もあります。
ここでは床暖房のデメリットについて考えてみたいと思います。
リビング・ダイニングに床暖房を入れるとおよそ100万円かかります。 住宅の最初の設計段階で真っ先にあがるのも床暖房なら、見積もりを提示されて真っ先にあきらめるのも床暖房だそうです。
しかし床暖房が高いか安いかという論議は意味がありません。 その価格に見合った価値があるかどうか、それを検討することが大切だと思います。
床暖房は他の暖房器具のように、スイッチONですぐに暖かくはなりません。 快適な温度になるまで温水式で30分〜1時間かかります。 そのためON,OFFを繰り返すような運転は不経済になります。 短時間の外出であれば、低温運転でつけっぱなしにしたほうが経済的です。 また朝や夕方の帰宅時にはタイマーで早めに始動させるなど、使い方に工夫が必要です。
これは私(店主)の経験上感じることですが、不満の原因は2種類あると思います。 「設計・施工の問題」と「お施主様への説明不十分」です。 どちらにせよ床暖房を実際に使っている方の声が一番説得力があります。
本当に満足して頂くためには、しっかりした設計・施工は当然ですが、事前の丁寧なご説明が不可欠と思われます。
くわしくは「よくある床暖房の不満」にまとめましたので、参考にしてください。